スポーツが育む力を、 子どもたちの毎日に。
サッカースタジアムと教育が融合する、 次の100年を支える社会インフラ
「サッカーを見に行く場所」ではなく、「街の人々が毎日集まる場所」。
スポーツが持つ「挑戦する心」「仲間との絆」「心身の成長」——
その力を、試合の日だけでなく毎日、子どもたちや地域に届ける。
スタジアムと教育の融合が生み出す、「真の社会インフラ」です。
なぜ「スタジアム」を再定義するのか
従来のスタジアムが抱える本質的な問題を解決するために
従来のスタジアムの問題
- • 年間稼働日数:わずか20〜30日程度
- • 残り340日は「空っぽの巨大施設」
- • 試合興行だけに依存する収益構造の脆さ
- • 維持費だけが毎年かかり続ける
本施設の設計思想
- • 教育を軸に、オフィス・商業で平日も稼働
- • チーム移転しても価値が残る設計
- • 複数収益源で財務的に自立
- • 災害時には地域の避難拠点に
スポーツと教育——2つの核心
「ピッチが園庭になる」という画期的な発想が、この施設の原点
スポーツ・エンタメ
年間40〜60回のイベント
Jリーグ公式戦はもちろん、カップ戦、国際試合、コンサート、 各種イベントを開催。地域の活力を生み出す拠点として機能します。
- J1リーグ基準のサッカー専用設計
- 大規模コンサート対応の音響設備
- ラグビー・その他スポーツも開催可能
教育
平日365日稼働
企業主導型保育園を併設。待機児童問題と保育士不足に同時に取り組み、 地域の子育てを包括的に支援します。
- 定員200名規模の企業主導型保育園
- スタジアムの芝生で外遊びができる環境
- 選手・スタッフとの交流プログラム
補強機能:オフィス・商業施設
教育を軸に、子育て世代に寄り添う機能を追加
オフィス・ワークスペース
- • 子どもを預けて働けるシェアオフィス
- • 育児系企業・スタートアップの誘致
- • ママ・パパのリモートワーク拠点
子育てファミリー向け商業
- • キッズカフェ・親子レストラン
- • ベビー・キッズ用品店
- • 習い事・教育サービス
スタジアムの規模に見合う収益と稼働を確保しつつ、すべてが「子育て」を軸に連携
災害時は地域に開放
大規模災害の発生時には、スタジアムを避難場所・物資集積拠点として地域に開放します。 広大なピッチはヘリポートとしても機能し、数万人分のトイレ・水道インフラを備えています。
スポーツと教育が生み出すシナジー
お互いの「空き時間」を補完し合い、365日価値を生み出す
スポーツが教育に提供する価値
- 広大な天然芝:都市部では実現困難な園庭環境
- 選手との交流:子どもたちの夢と憧れを育む
- 特別観戦体験:本物のスポーツに触れる機会
教育がスポーツに提供する価値
- 平日の稼働:試合がない日も施設が動いている
- 安定収益:試合収入に頼らない経営基盤
- 地域との絆:毎日通う人がいる「日常の場所」に
結果として生まれる価値
何かが動いている施設
収益源で財務的安定
必要とされ続ける存在
なぜ「別々」ではなく「複合」なのか?
「保育園が必要なら、保育園だけ作ればいいのでは?」という疑問に答えます
もし「別々」に作ったら?
スタジアム単体
- 年間20〜30日しか使われない
- チーム撤退で「負の遺産」化
- 「サッカーファンだけの施設」と批判
保育園単体
- 園庭確保に苦労(都市部で土地が高騰)
- 差別化が難しく、保育士採用も困難
- 少子化で将来的に需要減少リスク
「複合」にすることで生まれる価値
インフラ共有でコスト削減
駐車場、空調、電気、給排水...インフラを共有することで、 別々に建てるより20〜30%のコスト削減が可能です。
相互依存でリスク分散
チームが撤退しても保育園は残る。少子化で保育需要が減っても、 スタジアムは残る。片方が倒れても、もう片方が支える構造です。
唯一無二の差別化
「天然芝で遊べる保育園」は日本に存在しません。 この圧倒的な差別化が、保育士採用難・待機児童問題を同時に解決します。
単独では生まれない価値が、複合化で創出される
| 観点 | スタジアム単体 | 保育園単体 | 複合施設 |
|---|---|---|---|
| 年間稼働日数 | 20〜30日 | 約250日 | 365日 |
| 市民全体へのメリット | サッカーファンのみ | 子育て世代のみ | 全世代 |
| リスク耐性 | チーム依存 | 少子化リスク | 分散 |
| 園庭(屋外環境) | — | 確保困難 | 天然芝 |
| 保育士の採用 | — | 困難 | 差別化で有利 |
| 市民の反対 | 発生しやすい | 少ない | 緩和される |
発想を変える。座席は「屋根」になる。
サッカー専用施設を作るから無駄になる。建築の発想で、365日稼働を実現する。
そもそもの問題は「前提」にある
従来のスタジアムは「サッカーを見るためだけの座席」を作ります。 だから年間20〜30日しか使われない。
でも、建築の発想を変えればどうでしょう?
「座席」ではなく「斜めの屋根を持つ建物」を4棟建てる。
その屋根の上が、スタジアムの座席になる。
座席ブロック = 建物の屋根という発想
従来の発想
結果:試合がなければ価値を生まない施設
建築の発想転換
結果:365日、何かが動いている施設
サッカーと教育は、最高のパートナー
サッカー
週末・祝日・夜間
年間40〜60回
時間帯が被らない
教育・オフィス
平日・日中
年間約250日
= 365日 稼働する施設
4つのスタンド = 4つの建物
- メイン オフィス棟:VIP・プレス席と一体のビジネスエリア
- バック 商業棟:飲食店・物販・エンタメ施設が集積
- ホーム裏 幼稚園棟:サポーターの熱気を感じる園舎
- アウェイ裏 保育園・キッズ棟:乳幼児向けの静かな環境
この設計のメリット
- 座席と建物の躯体が一体化し、コスト効率アップ
- 座席勾配(15〜35度)は建物の斜め屋根として自然
- 各スタンドが独立した建物として機能
- 「スタジアム」ではなく「街」として認識される
だから「街中」に建てる
オフィス・商業を入れたからこそ、郊外ではなく街中が最適解になる
従来の郊外型スタジアム
- × 「わざわざ行く」場所——試合日以外は誰も来ない
- × テナント入居が困難——集客が見込めない
- × オフィス需要なし——通勤が不便
- × 保育園の送迎が大変——通勤動線から外れる
本構想の街中型スタジアム
- ◎ 日常の動線上——通勤・通園・買い物のついでに立ち寄れる
- ◎ テナント入居しやすい——駅近で集客が見込める
- ◎ オフィス需要あり——ママのリモートワーク拠点として機能
- ◎ 送迎が楽——駅から保育園、そのまま出勤
「スタジアムは郊外」という常識を覆す
オフィス・商業・教育を複合させたからこそ、
街の中心にあってこそ価値が最大化する施設になりました。
試合のない日も、人が集まり、街が動く——それが本構想の狙いです。
施設のイメージ
スタジアムと保育施設が一体となった複合施設
断面構成(小規模版)
地域経済に合わせた規模で設計。オフィス・保育施設を一体化。
コンコースや商業施設も併設し、多機能な複合施設に。
全体イメージ
周辺環境と調和したデザインで、試合のない日も地域住民が 気軽に訪れることができる開かれた施設を目指します。
日中のスタジアム内観
保育園の屋上園庭
コンコース・商業エリア
100年使える設計思想
次の世代、そのまた次の世代に誇れるインフラを残すために
長寿命設計
構造躯体100年以上を想定した設計基準を採用。 コンクリート品質と鉄筋被り厚に特に配慮します。
可変性
用途変更に対応できる柔軟な空間設計。 将来のニーズ変化にも対応可能です。
環境配慮
太陽光発電、雨水利用、高断熱設計など 環境負荷を最小限に抑えます。
地域との共生
周辺環境と調和したデザイン・動線計画で、 地域に愛される施設を目指します。
設計の原則
スケルトン・インフィル
構造体(スケルトン)と内装(インフィル)を分離し、 内装の更新を容易に行える設計を採用
メンテナンス性
設備の点検・交換が容易な設計で、 長期的な維持管理コストを削減
ユニバーサルデザイン
車椅子、ベビーカー、高齢者など すべての人が利用しやすい設計
BIM活用
3Dモデルで施設情報を一元管理し、 効率的な維持管理を実現
チーム移転リスクへの備え
スポーツも教育も防災も——複合機能がリスクを分散する
従来のスタジアムが抱えるリスク
全国には、チームの移転や解散によって「負の遺産」と化した スタジアムが数多く存在します。建設費数百億円を投じながら、 維持費だけがかかり続ける施設。
本施設は、その轍を踏まないために設計されています。
教育機能は継続
保育園は毎日稼働。サッカーの有無に関係なく、 地域の子育てを支え続けます。収益の大きな柱として機能。
多目的利用が可能
コンサート、イベント、ラグビーなど サッカー以外の用途でも収益化できます。